JFE落石防護柵
落石防護柵はH鋼を支柱として、それにワイヤロ-プ、金網を取り付けた、とても簡潔な構造です。使用するワイヤロ-プ・金網は、伸び性能が高く、エネルギ-吸収に非常に優れています。
落石の運動エネルギ-を、衝突時の「 落石防護柵の変形 」により生じる変形エネルギ-で吸収することを目的とした構造体です。
特長
- 合理的な設計です
- 落石による運動エネルギーを、ワイヤロープ、金網、支柱の変形時エネルギーで吸収する合理的な設計です。
- 自在性に優れます
- 金網やワイヤロ-プなどの柔軟な部材で構成されていることから、自在性に優れ幅広い施工条件に適します。
- 維持補修が容易にでき経済的です
- 簡単な構造であることから、維持補修は破損部材の取り替えによって簡単にできます。
新落石対策便覧(平成29年度版)対応品
- 落石対策便覧が平成29年に改訂
- 端末支柱の計算方法が見直され、従来品(端末支柱)のサイズアップが必要
2種類の対応品をご用意
- 張力低減装置付き仕様:従来の端末支柱サイズで対応可能(SGT)
(端末支柱が軽量のため、山腹・狭隘地、クレーン使用不可の現場の設置に適しています。) - 端末支柱サイズUP(SGTD)
実物実験によって張力低減装置付きの安全性を確認しました
張力低減装置付き落石防護柵の実験
構造・仕様
種別:落石防護柵の種類は、以下の通りです。
表-1.落石防護柵 種類
仕様:落石防護柵の部材仕様は、以下の通りです。
表-2.仕様
※着色塗装品ベースプレート式にも対応しております。ご相談下さい。
※柵高さ3m以上は、ご相談下さい。